中学生の勉強法: 数学の意外な間違い

数学で丸がつかない理由としては

・ 理解していない

・ 見たことのない問題であった

・ テストの時、時間が足りなかった

などがある。

ここでは、”計算ミスからの意外な間違い”について話します。

問題を解かせ、それを間違い直しさせ、また採点をする。という方法も当教室では行っている。

正解しなかった問題を、やり直させても間違う生徒がいる。

そういった生徒に間違えた内容を確認する。

公式の覚えそこないだったり、理解不足であったり、

間違え方は様々だ。

その中で、新しい発見があった。

それは、

最初にしていた解き方と、別の解き方をして、間違え直しをしている。

ということだ。

応用問題であれば、それでも大丈夫な時があるが、計算問題の場合、その方法をとるのは待ってほしい。

こういったことがある。

最初に間違えた理由は、”計算ミス”が原因。

ただ、その原因を、「やり方(解き方)が間違ってしまったのかな??」

と、別の解き方でとく。

その別の解き方は、公式を使うわけでもなんでもない。自分で作った”やり方”である。

それでは、計算問題は正解しない。

私の経験上、自分オリジナルの公式がうまくいくときもある。しかし、まずは、基本を押さえること。

教科書にならって、確実に答えを出していくほうが、点数にはつながりやすいのだ。

計算問題を間違えた場合、まずは、計算間違え(ケアレスミス)ではないか…

と、考えて、同じやり方で解いてみる

そこで出した答えが最初に間違えた答えと同じであれば、やり方が間違っているということになる。

やり方が間違っていることに気づいたら、教科書や、ノートで調べればいいし、近くに教えてくれる人がいればそこで質問するといい。

”計算間違え”と簡単に修正できそうだが、細かく見てみると、意外に奥が深い間違いである。


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白石泰宏プロフィール


白石泰宏(しらいしやすひろ)1980年生まれ。国立熊本電波高専電子工学科卒業後、航空自衛隊に勤務。退官後、海外に15か月の留学。家庭教師、大手・個人塾講師を計3校経てひまわり教室を開校
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