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授業の進め方
生徒に合わせて授業内容は異なります。時期によって授業内容は異なります。
3年生の受験期(3年生の夏以降)
まずは、高校選びで重要な位置づけとなっている共通テスト。この共通テスト対策として、各教科の基礎と、弱点の強化を夏休みに行います。秋ごろに受験高校が決まれば、その高校の過去問題をベースに合格予想点数とを考慮し、どこを学習し効率的に点数につながるかを指導していきます。難易度が高い受験対策用の問題も合わせて実施していきます。通常授業で培った自分で考える勉強も取り込んで勉強付けの毎日になります。冬になれば、メンタルが弱る子もいますので、ケアをしながら、それでも第一志望合格に向けて、みんなで限界を超えながら受験日を迎えます。
通常授業
生徒が“やりたい!”と思う勉強と、私がその生徒に対し“必要である”と思う勉強、これを相談しながらすり合わせを行い教室で取り組んでもらっています。学校の教科書ワーク、もしくは、自分で購入したテキスト等があったらそれももちろんもってきてもらってかまいません。
“やりたい!”と思っている勉強は本人も楽しく学ぶことでき、自立した勉強ができます。それだけで成績が伸びる子もいますが、教科に偏りがでたり、ほおっておくと、難しい問題を飛ばしてしまったりします。自立するためのお手伝いとして“必要である”と思ったこと、それを一方的に押し付けるのではなく、二人で作戦会議という名のミーティングをしながらすり合わせて次のテストまでのカリキュラムを決めていきます。
何をもって“必要”と判断するのか。それは、返ってきた成績表と丸バツのついたテストの正誤の分析、そして、生徒の性格、この3つを考慮し、必要なことを考えていきます。だから、授業中、生徒によってやることはバラバラです。
私の思う成績を上げる公式
個人に合わせてカリキュラムを決めていくうえで、私なりの軸があります。
- わからないところを分かるようにする
- それを増やす(テスト範囲まで増やす)
- そして忘れない
この3つを押さえておけば成績は論理的に上がると考えています。具体的に
テスト範囲の問題や教科書の内容をすべて理解、暗記しそれを覚えている
という状態です。当たり前かもしれません。
が、上がらない場合、この3つのどこかに不具合が生じています。範囲が終わっていない(“それを増やす”ができていない)。分からないまま、覚えていないままテストを受けている(“分からないところを分か量にする”ができていない)。覚えていたけど、ワークの問題は解けていたけど、本番に間違う(“そして忘れない”ができていない)。という具合です。
この中で、生徒が一番苦手とするところが、“分からないところを分かるようにする”ではないでしょうか?っこが、当教室が最も力を入れているところの一つです。それを解決する手段として授業などがあると思います。当教室ではその手段として、授業より、直接聞いて一人一人に教えることを大切にしています。
理解させる方法として私は4つの方法から指示を出します。
4つの方法
以前、保護者の方から「子供が“わからないです”と聞いたら、参考書で調べなさいと塾長に言われました。教えてあげないのですか?」という質問がありました。
そんなことはありません。当教室では、先ほども述べたように、上記4つの方法で生徒理解に努めます。
そのなかで、〈参考書で調べる方法〉をとったのです。
また、“通塾生に聞く”というものがあります。さまざまな生徒と接してきて、私の「わかった?」という質問に気を使い、分かってなくても「わかりました」という生徒や、恥ずかしがって質問をしない生徒などさまざまです。
この“通塾生”とはいわゆる教室に通っている友達のことで、友達であるから質問しやすかったり、分からないときは分からないと言いやすいメリットがあります。
また、教えることになった生徒も、教えることにより理解をよりいっそう深めれる相乗効果が認められます。
しかし、馴れ合いになってしまうデメリットがあげられます。
次表は、そういった各項目の特徴を現したものです。
4つの方法とその特徴
方法 | メリット | デメリット | 対策 |
---|---|---|---|
先生に聞く |
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間接指導(テキスト・教科書の指示)により学び方の幅を広げる。 |
解説による理解 |
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まず、解説を読むよう指示。その後理解の確認をし、解説のどこが分からないか、その分からない部分の直接解説。 |
塾生に聞く |
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参考書・教科書で調べる |
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ページ、単元のある場所を的確に教えることで、時間の短縮につながる。 |
いずれも長所短所はあります。生徒一人ひとりをじっくり観察しながら、時と場合に応じて適した指導を行います。何より、分からないままにしないことが大事になります。
講義について
ひまわり教室では最初に“自立学習式”と記しました。しかし、詳しく話しますと、それだけではありません。
あくまでそれはベースであって、時には一斉講義をいれますし、学校のからのワークだけでは理解が難しい箇所であればこちらで用意したテキストを使用します。
いずれも実施するタイミングが重要になってきます。なぜなら、一斉講義については、
「ついていけない生徒がでてくる。」という最大の欠点があるからです。
授業に、なぜついていけないのか。私はこう考えます。
「生徒が、授業を必要としていないから、聞こうとする意思が欠けている。」
授業がつまらない、分かりにくい、などの理由も確かにあります。
が、テスト前、受験前になると、ほとんどの生徒が間違いなく授業に耳を傾け、特に受験前の生徒は必死にノートをとります。そして、どんどん頭に入っていきます。
それは生徒自身が授業を必要としているから。
大人の世界で言うと、テレビでスポーツニュースが流れている。興味がないので誰がどうなのか、チームがどうとか、ダンナさんが熱く中田がすごいんだぜ、と説明されてもピンとこない。しかし、メタボリックがああだとか、インシュリンがどうとか、ダイエット方法、そういった映像が流れれば、恐ろしいほどの記憶力を発揮し、なかなか忘れない。必要としているからです。
教室では必要なタイミングで講義を行います。テスト前に、過去のテストを利用した、質の高い講義を取り入れます。
小学生の授業形式
小学生は、塾用テキストを使用します。
わからないところを教えていく方式で進めています。
小学部の授業スタイルを分かりやすく伝えると
昔の公文式の多くは”教えない”というスタイルだっと思いますが、丸つけを持ってきてもらって、そのあとに、分からないところは”教える”が当教室の小学生部だと思っていただけるとわかりやすいかな。と思います。
誤解のないようにお伝えしたいのが、”教えない”というスタイルがダメということでは全くありません。”教えない”という方法は、子供の自主性や考えを発達させるという魅力的な方法の一つです。子供によってはそのスタイルが合う合わないはあります。ただ、”教える””教えない”という指導方法があるだけで、どちらがいいというのはないと私は考えてます。
私は、公文を小学校の時習っており、算数力の基礎を気づいてくれたのが公文だと思っています。私は、算数が好きだったので、ぱぱっと終わらせて帰れるシステムが性に合っていました。ただ、習っている友達の中には、ずっと残って、終わらず、1時間、2時間と教室にいる子もいました。そういった友人は何をしているかというと、消しゴムに鉛筆刺したりして退屈そうにしていました。私の習っていた公文では教えないスタイルだったので、わからない子ややる気のない子にとっては多分、無駄な時間が増えるだけなんだろうな。と思っていました。
今の公文もその名残がある教室はあるらしいですが、全部の教室というわけではありません!
ときどき、昔の公文と一緒にしている方もいらっしゃいますが、教室次第だと思ってください。
下記内容は、Yahoo!知恵袋の一部です。
と、解答にもあるように、教室の方針次第だと思います。
すべての教室が教えないという方式をとっていないことを念頭に置いてほしいのですが、それを踏まえて、当教室の小学生の部の説明をわかりやすくいうと、昔の公文式の教えるバージョンという内容になります。
生徒によっては、学校の宿題がわからない。ということで、宿題のプリントを持ってきて、それを教えたりもします。そういったところは、個人塾のいいところかと思います。
先取りではなく、ちゃんと学校の内容を理解し進めていく。そのために、塾テキストは、学校に合わせたテキストにしています。基礎もしっかりと入っていますので、苦手な子でも安心して進められます。もちろん、塾用のテキストですので、応用問題もあります。一部難しい問題もありますが、それを頑張ることで、周りの子よりも学力をつけれると思っています。中には、勉強が得意で、すぐにテキストも終わってしまいます。そういった子にはさらにプリントを追加で用意し、子供の進度や学力に合わせて調整をしています。