どんな子でも勉強できる子になれる!向山洋一著『どんな子だって勉強できる子になれる!』を読んで
「うちの子、勉強できるようになるの?」と不安な方へ
「うちの子、全然勉強しないんです…」「どうやったらやる気を出してくれますか?」
正直、「勉強しなさい!」と100回言っても、やる気スイッチは入らないんですよね。
でも、安心してください。 どんな子でも勉強できる子になれる!
…と、言い切るのは簡単。
本当にそうなのか?そのヒントを探すため、向山洋一先生の『どんな子だって勉強できる子になれる!』を読んでみました!
なぜこの本を選んだのか?
生徒の成績をもっと伸ばす方法を探していた私は、タイトルに惹かれてこの本を手に取りました。小学校の先生が書いた本ですが、学ぶことが多いはず。
教育関連の本には、たくさんの「良いこと」が書かれています。しかし、それをそのまま実践するのではなく、自分の指導方法と照らし合わせて「本当に生徒のためになるか?」と考えることが大切。
また、勉強がすべてではないことも大前提として忘れてはいけません。とはいえ、塾講師にとって「成績を上げること」は避けて通れない課題! ここはシビアに向き合っていく必要があります。
1. 説明は短く!
「説明が長くなるほど、生徒は分からなくなる」
これが、本書のポイントの一つ。著者は、「丁寧に説明するのは大きな間違い」とまで言い切っています。
説明時間の目安は、なんと30秒!
えっ、30秒!?短すぎじゃない!?
もちろん、詳しく説明したほうが良い場合もあります。しかし、長々と話し続けると、生徒は逆に混乱してしまうことも。
説明を短く、シンプルに伝える技術を磨くことが重要だと実感しました。
2. うっかりミスの多い子への対策
「集中しなさい!」と言うだけでは、うっかりミスは減りません。
本書では、「見直しの習慣づけ」が鍵だと説かれています。そのための具体的な方法として、次の2つが紹介されていました。
① 正解選び
10問の計算問題を並べ、それぞれの答えをバラバラに配置。
→ 生徒は正解を選ぶ必要がある!
もし1つでも間違えていたら、合わない答えが残ることに。
この方法を繰り返すことで、自然と見直しをする習慣がつくという仕組みです。
② 間違い探し
10問の計算問題を用意し、そのうち1つだけ間違った答えを混ぜる。
→ 生徒は「どこが間違っているのか」を探さなければならない!
これは、まるでクイズのようで、楽しみながら学べる方法。
x + 2 = 5 → x = 7(間違い) 6x = 3 → x = 2(間違い)
最初は「これ、正解だよね?」と気づかないかもしれません。でも、他の問題を見直すうちに、「あれ?何かおかしいぞ?」と気づきます。
講師が教えるより、生徒自身が間違いを発見し、修正するほうが効果的!
数学の楽しさを伝えたい!
数学は、得意な子と苦手な子がはっきり分かれる教科です。
私自身、学生時代は数学が得意で、解けると楽しかった。だからこそ、解けない問題があると悔しかった。
この「分かる喜び」「分からないときの悔しさ」…
これを生徒に伝えられたら、どれだけ素晴らしいだろうか!
まずは、数学が苦手な生徒に「解ける喜び」を知ってもらうこと。そこからすべてが始まるのだと思います。
「勉強が楽しい!」と思える瞬間を、一つでも多く作れるよう、これからも工夫していきます!