託麻・出水南中学生向け国語学習アドバイス
お子様の国語の成績や読解力について、不安を感じていませんか?「文章を読んでも内容が理解できない」「テストの点数がなかなか上がらない」という悩みは、多くの保護者様が抱える共通のものです。国語のテストは、漢字と文章問題からなり、漢字を確実に覚える力と文章を読み取る力の両方が必要です。親としてどうサポートしたら良いのか分からないと感じるのも当然です。
読解力と漢字の効果的な学習法とは?
国語の力を伸ばすには「読解力」と「漢字」の習得が重要です。しかし、「本をたくさん読む」「よく読むよう指導する」だけでは、なかなか効果が出にくいのが現実です。
「え?読書をさせれば、点数上がるんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃいますが、これは絶対とは言えません。
そこに因果関係はありません。
確かに、国語の成績がいい子はよく本を読むそうです。子供が小さい時から親が本好きになるように教育しているからです。そういった親は、子供への関心が高く、読書以外にも、いろんなサポートを子供にしています。早寝早起きをさせたり、常に物事を考えて行動するような教育を行ったり。
「そんな話を聞きたいわけじゃない!」ですよね。話がそれました。このページでは、読書をさせる以外に無理なく楽しく国語力を伸ばせる方法について具体的なアドバイスをお伝えします。
【本題】
1. 読解力について
読解力が上がりにくい理由と家庭でできる対策
先ほども話しましたが、「本を読む習慣をつけさせたい」というのは多くの保護者が考える方法ですが、実際に本好きな子どもでも読解力が高いとは限りません。本は楽しみや知識の幅を広げるための素晴らしいツールですが、必ずしもテストの点数に直結するわけではないのです。読解力を高めるためには、特定の参考書を使用して親子で具体的に取り組むのが効果的です。
具体的なアドバイスとして、[ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版)]という教材を使い、一緒に問題を解く習慣を作ると良いでしょう。この本は、国語を数学のように解く、国語にも公式があるんだよ。という内容の本です。問題の文章を読む際には「どこがポイントなのか」「他の人ならどう考えるか」という視点を持つことで、読解力を上げる。そういった学習をしてくれます。
読解力に関する当塾での実例として
当塾の具体例として「教科書に沿った問題集を丁寧に解く」という方法、アドバイスだけで偏差値が上がった生徒がいます。学校の教科書に準拠した問題集をじっくり取り組むことで、国語の偏差値が43から52、さらに61にまで向上しました。文章を読んで解く練習を続けた結果、実力テストでも成果を出すようになり、自信を持つきっかけになったといいます。
これを塾に通わずに家庭学習に落とし込むと、書店にある国語の問題集を購入し(準拠版という学校の教科書に沿った問題集を購入してください)、それを丁寧にさせる。ということになります
2. 漢字について
漢字学習で成果を出す方法
漢字は一度にたくさん覚えるよりも、少しずつ繰り返して覚える方が効果的です。子供の能力にもよりますが、1日に20~30個の漢字を詰め込むのではなく、短い時間で数個を確実に覚えるようにしましょう。この方法を続けることで、効率よく漢字を習得できます。また、間違えた漢字については、繰り返し復習を行うとさらに定着しやすくなります。「え?当たり前じゃん?」と思われた方。その通りです。特別な方法ではなく、当たり前のことを当たり前にこなせることが成績アップには一番効果的です。
まとめ
国語力を伸ばすには、無理に本を読ませたり、長時間学習させるだけでは成果が出にくいことがあります。読解力を伸ばすには、日々の教材や問題集を丁寧に解く習慣が大切です。また、漢字についても短時間での反復練習を取り入れながら、少しずつ確実に定着させていくことが効果的です。
お子様の成績向上に向け、ぜひ参考にしていただければ幸いです。